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札幌市の人口と市街地 名古屋市と比較して

去年名古屋から札幌に来た。札幌に住むのは17年ぶりである。地図で見たり、自転車で巡ったりした感じでは、札幌市の市街地は名古屋市の市街地より少し小さい感じである。もちろん札幌市の行政区画はめちゃくちゃ大きい。あくまで市街地である。さて札幌市の人口は190万人、名古屋市は220万人。こちらも少し少ない程度である。つまりだいたい市街地の広さと人口が比例しているのである。ところで1軒1軒の家の広さをみると札幌のほうがはるかに広い。名古屋も東京大阪に比べれば広いが、札幌は名古屋よりずっと広い。マンションも名古屋よりずっと少ない。となると市街地が名古屋より少し狭い程度で、この1軒1軒の敷地の広さ。それで人口は名古屋より少し少ない程度。なんかつじつまが合わんな~と思った。敷地の広さ、市街地の大きさを名古屋と比較してさらに名古屋の人口が220万だということから札幌の人口を推測すると100万くらいなのではと思ってしまう。でなんでだろうと思って考えた。これはおそらくまず、札幌には工場が極めて少ないからだろう。名古屋では海に近い、熱田区、港区、南区は大規模な工場だらけである。それから中心オフィス商業街が小さい。札幌駅からすすきのくらいまで2km四方から3km四方。名古屋は東海地域(人口はどうだろう1200万くらいかな)の中心なのでやはりオフィス街が広い。簡単にいえば、札幌は市街地の中で人が住んでいる地域が多いというわけである。それが 私が納得した理由である。

2014年5月16日

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