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札幌市の図書館事情 名古屋市と比較して

去年名古屋から札幌に来て、なにががっくりさせられたかって、札幌の図書館のしょぼさほどがっかりさせられたことはない。札幌市立の中央図書館というのがあるのだが、規模が小さい上に、専門書が極めてすくない。で、不満だったのだが、今年4月改装して、開架の専門書類がほぼゼロになった。一般向け書ばかりである。札幌なら道立図書館があるのではと思うかもしれない。札幌の隣の江別あたりにあるのはあるが、このしょぼさは札幌中央図書館以上である。この不満は以前住んでいた名古屋と比較してのことである。名古屋市の鶴舞中央図書館は大きいし、専門書は充実していた。暇な時はいつも自転車で行ってたものだ。それに余り行かなかったのだが、県立図書館もあり、そこは税金の無駄遣いだろうというほど立派で専門書も充実していた。名古屋市220万、札幌市190万。ほぼ同じ人口規模。札幌も名古屋程度の図書館だろうと思っていたら大間違いだった。唯一の慰めは1回に10冊借りられること。名古屋は6冊だった。それとネットで予約して札幌市立の図書館の本なら私の住んでる地区センター図書室まで本を運んでくれること。札幌の図書館も書庫にはわりと専門書がある。こういうシステムは名古屋でもあったろうが、近くに大きい中央図書館があったのでまったく使わなかった。

2014年5月16日

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