モルタル塗装奮闘記　

この家に引っ越して1年になる。引っ越した当初から犬走りの汚さが目についていた。そのうち塗装しようと思って1年過ぎてしまった。雪が解けたので自分でモルタルを塗ってみた。その時の記録である。私はモルタルなど塗ったことのないど素人である。

塗装前の状態

塗装前。かなり汚いです。

上の写真は塗装前の写真だがかなり汚い。大きくひび割れ、草などが生えていた。それをシリコンなどで補修しているので一層汚かった。蟻の巣もあった。

とりあえず塗装開始

最初はホームセンターで砂とセメントがすでに混ぜてあるモルタルを買い、それを塗ってみた。モルタル塗りなんて簡単だと思っていたら大間違いだった。難しいは、大変だは、こねるのに疲れるは、平にはならんは。それにモルタルは犬走りになかなかくっつかなかった。のばそうとするとはがれるのである。それで2度塗りしようと思った。1回めはとにかく犬走りにモルタルをくっつける。凸凹でも良い。数日して固まってからまた塗る。2回めはモルタル同士なのでくっつきやすいだろう。そして2回めは丁寧に塗ろうなどと思ったわけである。

モルタルをこねてるところ。容器は１００円ショップのたらい。コテは５００円くらい

とりあえず塗ってみたところ。きれいに塗れているように見えるが凸凹である。

モルタル塗りは続く

最初はモルタル一袋で足りると思っていたら大間違い。全然足りない。それでセメント25kg。砂20kg3袋買った。砂とセメントで1800円くらいか。そして苦闘しながら何とか1度塗りを終えた。塗りやすいようにと、水の量を増やしてみたりもしたな。しかしつくづく思ったがセメントの袋25kgとか砂20kgとか重すぎるよ。私のように中年で体力が衰えていると、容器に入れる作業だけで疲れるつ～のに(怒）。これじゃ～女の人じゃ無理だよ。5kgくらいに小分けして売れつ～の。思うに大工や建築の仕事が男の仕事だというのは、単に道具が男の筋力でちょうど使いやすいように作られているから女の人では無理なだけなんだ。私だって日本人女性よりは力が強くても、白人や黒人の女性よりは多分弱いだろう。だけどアフリカやヨーロッパでは大工や建築はきっと男の仕事だろう。たとえアフリカやヨーロッパの女性が日本人男性より力が強くても。そして日本では日本人男性がヨーロッパ女性より力が弱くても男の仕事なのだ。まあ、白人や黒人はでかいということから勝手に筋力を推測したんだが、言いたいことはわかると思う。まあ、話がそれたな。

砂とセメントを混ぜる。基本は砂３、セメント１。

１度塗り完了

２度塗り開始

数日してから予定通り２度目の塗装を始めた。上塗りを始めたってことである。しかし、結局、うまくくっついてくれない。２回に分けて塗った意味がなかった。今から思うと、まず大雑把に塗り、そしてそれは数分で犬走りにくっつくので、その上に今度は丁寧に塗ればよかったんだと思った。一回塗って、乾かして、数日してからまた塗るじゃ労力もモルタルも無駄だと思う。それから塗る前に塗られる側を濡らしておくとくっつきがいいようだ。私も２度塗りの途中から塗られる側の犬走りに十分水を含ませたが、くっつきが良くなった気がする。それと薄く平らに伸ばすにはセメント多めがよい。砂とセメント１：１くらいがいいんじゃないかな。後半はそうやって塗った。そしてセメント１袋と砂３袋さらに買った。こて代も合わせると結局４０００円以上かかったかな。まあセメントと砂はだいぶ余っているけど。かなり表面は汚いが塗る前よりははるかに綺麗になったので成功というところだろう。私自身は結構満足している。とにかくモルタル塗りは大変で難しかった。

二度塗り開始

2度塗り完了

乾燥させて完成です。まあまあでしょう。

参考までに、塗る前の状態