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参考文献

安いし、イラストがわかりやすくて良かった。

札幌での家庭菜園 4年目 2016年

2017年2月13日

家庭菜園4年目の記録である。場所は寒冷地札幌の中の寒冷地、藤野。今年も市民農園(いこいの村:12000円)を借りた。広さは50平米。作物の配置はこんな感じにした

今年は庭にはイチゴを植えた。イチゴは自然に増えていくと聞いていたので、庭に植えたかったのだ。しかしどこに売っているか知らなかった。たまたま今年は近所のホームセンターのホーマックで売っていたので2つ買って植えた。

今年の感想だが、念願のサツマイモ栽培がうまく言ったこと。これが一番印象に残っている。それと自家製堆肥がわりと効果あったかな~と思っている。それでも化学肥料は2週間に1回くらい与えた。薩摩芋に関しては肥料は一切与えなかった。

天気は6月が雨続きでまいった。そして寒かった。その反作用か、7月、8月は晴天続きであった。今年からビニールマルチを始めた。マルチのおかげで成長が早まったような気がする。その分枯れるのも早い気がする。一般的に多くの植物において、高温や日射のために成長が早くてもその分枯れるのも早いような気がする。これは4シーズン家庭菜園をしてみて感じたことだ。

農園の1年

この市民農園を借りられるのは5月8日から10月31日までである。11月になると寒くて北海道では農業などできないのである。

5月8日市民農園開園。少し離れた山にはまだ白い雪が残る。

10月21日にはもう積雪。こうやって北海道の農業は終わっていくのである。つくづく北海道は農業に向かない土地だと感じる。

なす 品種くろべえ

ナスは去年はうまくいかず再度挑戦。今年はビニールマルチをした。しかし結論から言えばうまくいかなかった。おそらく品種の問題であろう。品種のくろべえは1つ95円の安い苗である。もっと高いのを使ったほうがいいのではと感じた。8月上旬までは順調に育った。しかしその頃から枯れ始めた。水をどんだけ与えても無駄だった。ところが他の人の栽培している苗はよく育っていた。それでこれはどうも品種の問題ではないかと思うようになったのである。収穫量だが、10本埋めて、40個位収穫した。

5月30日。ビニールマルチをして移植

6月30日。移植後1ヶ月。あまり育っていない。北海道の6月は植物が育つのには寒すぎるのである。

7月12日。7月になりようやく育ち始める。

8月5日。このころが成長のピーク。このあと枯れていった。

8月11日。写真ではわかりづらいが枯れかけている。

8月11日。収穫したナス。味はよかった。炒めて食べた。

8月18日。だいぶ枯れている。

サツマイモ 品種は紅あづま

サツマイモは4回目の挑戦である。今まではことごとく失敗している。今年こそは、という思いで、地温を上げるためにビニールマルチをした。去年は植えて早々に枯らしてしまった。どこかの情報で、苗が枯れてきても大丈夫だと書いていたので水やりを怠ってしまったのである。今年はそうならないように植えてから頻繁に水やりをした。その結果10本植えて8本から収穫できた(2つは枯らしたわけである)。そして肝心の味のほうだが、誠に美味であった。収穫量は9.5kg。電子レンジでチンして食べた。北海道の家庭菜園(amazonへ)という本には、収穫後1カ月から2カ月ほど寝かしてから、食べた方が甘味が出て美味しいとか書いてあった。でも収穫直後も1カ月後も味は変わらなかった。

5月30日植える

6月4日、恵みの雨。まだ枯れたものはない。

6月4日。これは茎が立ってきてるので大丈夫。

6月4日。これも茎が立ってきてるかな。

6月4日。これはまずいな~。完全に寝たままだ。

6月11日

6月11日。これは茎、葉とも成長始めている感じ。大丈夫だろう。

6月11日。これも茎が立ってきてるので大丈夫かな。葉も生きてるし。

7月2日。植えて一カ月。が、ほとんど成長していない。北海道の6月は寒すぎるのである。2本は枯れてしまった。

7月18日。ようやく成長が始まった。

8月2日。ぐんぐん成長している。

10月10日。収穫直前。

10月10日。いも掘り中

10月10日。収穫完了。9.5kg収穫。電子レンジでチンして食べた。

イチゴ(めちゃうまイチゴ、デルモンテ)

「イチゴは勝手に増えるし、寒い北海道に向いている。」なんてことを昭和30年代に北海道で家庭菜園をしてた人が言っていた。それで、ぜひ試してみたいと思っていた。しかし苗を打ってる場所がわからなかった。今年の春先たまたまホームセンターホーマックによったら、売っていたので買った。「宝生」と言う品種とデルモンテのわけの分からない品種が売っていた。デルモンテの方が高かったがそっちの方を買った。そのとき宝生は一季なりとか書いてあって、デルモンテの四季成りとか書いてあった。その時は意味がわからなかった。どうも一季なりは春だけ取れるということ。四季成りは年中取れるということらしい。デルモンテの方は品種とかはなくて、単に「メチャウマいちご、糖度が高い」と書いてあっただけであった。それを5月のはじめに植えて、7月に収穫。しかし特にうまいとも、糖度が高いとも思わなかった。8月くらいからはナメクジの被害が出だした。ネットで調べるとコーヒーを撒けばいいと書いてあったが効果はなかった。そななこんなで9月くらいにはやる気もなくなってほっといた。10月15日に友人が来た。庭を見ると真っ赤な大きないちごがなっている。友人に「食べてみる、まずかったら吐き出して」と言って勧めた。が、うまかったらしい。私も食べてみたがうまかった。やっぱり夏より、初雪が降りそうな頃の寒い時の方が美味しいのかな~なんて思った。

作り方だが、本にはビニールマルチをしていちごが土に触れるのを防ぐと書いてあった。面倒だし、いちごが増えていくときに、根付くところがなくなると思いしなかった。それで花の咲いたところに棒を立てて、紐で実を吊るした。それで十分だと思う。ただ雨が降ると泥がはねていちごにつく。そうならないために、まわりの雑草は刈らないほうがいいと思う。草が生えていればドロははねない。いちごは確かに勝手に増えていく。ランナーと呼ばれる茎が伸びていって、その茎が根付くのである。本によると、ランナーは切り落とすべきらしい。たぶん実の成長が悪くなるからだろう。でも切らなかった。そうしたらどんどん増えていった。来年が楽しみだよ。今は雪の中に深く埋もれている。それから2つ苗を買ったんだが、成長の良かった1つが夏の終わりくらいから枯れだした。そしてそれとランナーでつながっている苗も枯れていった。葉っぱが赤くなって駄目になっていくという感じだった。

4月27日、ホーマックで苗購入。300円くらい。2つ購入。

5月3日移植

6月5日。花開花

6月5日。ランナーが伸びている。切らずにほっといた。

6月23日。見が成長して、だいぶ垂れてきた。

6月23日。ランナーが伸びて子株ができてきた。

7月5日。いちごは棒でつるした。

7月5日初収穫。味はまあふつう。特に美味しいということもなし。

7月8日。庭にはクワガタが来たりもします。

8月12日。だいぶ子株が増えてきた。

10月1日さらに子株が増えた。葉が赤くなっているのはおそらく病気。おなじ株から出たもの。

12月25日。今は深い雪の下。来春のために冬眠しているはず。

男爵じゃがいも

ジャガイモは去年は失敗した。おそらく肥料不足だろう。それで今年は種芋の下に自家製肥料を播いた。そのせいか極めて成長がよかった。本来なら、株抜きをすべきなのだが、今年はしなかった。そうするとやはり小さい芋が多かった気がする。来年は株抜きするかな。1kgの種芋から13kg収穫できた。味は普通。相変わらず7月中旬には枯れる。

5月30日。5月8日に埋めたもの。

6月30日。自家製肥料が効いたのか、以上に成長がいい。株抜きはしていない。

7月18日収穫の日

7月18日。収穫。形がいびつなものが多かった。

スイカ 品種は秀山

スイカは今年は1株だけ植えた。今年は初めてビニールマルチをした。ビニールのマルチのためか成長は早かったと思う。しかしその分枯れるのも早かった。記憶は確かでないが9月のはじめには枯れてしまったと思う。そして身もついていたのにそれも食べることができなかった。マルチのおかげで草抜きをしなくてすんだのはよかった。結局収穫は2つ。1つ目は都合により、人にあげた。2つ目は自分で食べたがまあまあ、美味しかった。めちゃくちゃ美味しいってことはなかったな。だいたい9月はもう寒いよ。スイカを食べる季節じゃない。

6月5日移植。

6月30日。6月が寒かったせいか、成長していない。

7月22日。だいぶ成長してきた。

7月22日。めしべも開花

8月2日。成長がすごい。

8月14日。カラス対策。

8月26日。枯れかかっている。

8月28日。1つ目の収穫。8kg。

9月5日。2つ目の収穫。その後、枯れてしまって、もう収穫できなかった。

スイートコーン 品種ゴールドラッシュ

去年育てたゴールドラッシュがうまかったので、今年は面積を増やした。種まきの時期を1週間ずつずらして4回に分けた。種の値段(300円)は去年と同じだったが、種の数が少なかった。それで去年の余った種を使った。去年の種は発芽率も悪かったし、成長も悪かった。でも食べたら美味しかった。わき芽が多く出た。間引きはあまりしなかった。9月の台風のときに家を1週間あけていて、帰ってきたら、全部倒れていた。しょうがないので、倒れているのから実を取って食べた。まあ、味は変わらなかった。さて4回に分けたが、結局は取れた時期はたいして変わらなかった。というのは速く播いた種は寒さのために成長が遅く、遅く播いたものは温かいため成長が速く、収穫時期が播いた間隔より縮まってしまうのである。播いたのは5月22日、5月28日、6月5日、6月11日である。

6月11日、左から順に1週間置きに種を播いた。 5月22日、5月28日、6月5日、6月11日。

7月18日。1番目と2番めに播いたもの

同じく7月18日、3番目と4番目に播いたもの。3番目に播いたもののこちら側と4番目に播いたものの成長が悪いのは去年の種だからだと思う。

7月22日。1番目と2番めに播いたもの。1番目も2番めも成長に差はない。

同じく7月22日。3番目と4番目に播いたもの

風で倒れたがほっといた。まだ実がなっていない時期に倒れても勝手に復活する。

8月25日。1番目と2番めに播いたもの。

同じく8月25日。3番目と4番目に播いたもの

8月25日。初収穫。

9月4日。台風で全倒。1週間家をあけていて帰ったら、こうなっていた。たしかこの4日ほど前の台風で倒れたんだったと思う。これだけ実が大きくなっていると、もう自分では元に戻らない。倒れたすぐ次の日に戻してやればよかったのだろうが・・・・・、すでに4日もたっているので諦めた。それですべての実を収穫した。味は別に変わらなかった。初収穫から10日ほどですべて収穫してしまったのである。種まきは20日ほどあいていたのに。

トマト

トマトは6月6日、農園の片隅にトマト(ホーム太郎)2つと、ミニトマト(キャロル)1つを植えた。自家製肥料が効いたせいか青々(実際は緑々)とよく成長したが、枯れ始めるのも早かった。8月終わりには枯れていたと思う。そして8月31日頃の台風で倒壊して終わった。

6月6日移植

7月18日、青々とよく育っている。茎も太い。堆肥が効いたのか。

8月25日。早くも枯れかけている。そして数日後の台風で倒壊した。

台風で倒壊したトマト。倒壊後、4日ほどたっている。