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段ボールで部屋作り 耐寒奮闘記 

数々の防寒対策の中で一番効果があったのは居間のなかにダンボールで部屋を作ったことだ。 広さは2畳。高さ180cm。中にパソコンとプリンターを入れた。明かりとして電球をつけた。ここでパソコンで作業をし、電球をつけるとおそらく100wちょいの熱を発する。そして体が熱を発する。外の温度、つまり居間の温度を7度位にしておくとこの中は15度位になった。一応、電気ストーブを入れてあるので、たまに付けた。350wで5分もつけると暑くなる。だから電気代はほとんどかからなかった。それから、ここで体を拭いた。中に石油ストーブを入れて、裸になって体をふく。快適であった。私は風呂というものは面倒くさくてあまり好きではないのである。ここなら桶1杯のお湯ですみ、省エネな上に風呂を入れる手間も省ける。本当は1冬だけのつもりで作ったのだが、5月の今でも未だに壊さずにある。立派すぎて壊すのも大変なのである。どうも夏はここは涼しいんじゃないかと思っている。では写真を見ながら作成作業の経緯を見てみよう。

小さな部屋を設けようと思ったのは中学、高校時代の体験から来ている。中学、高校の教室には暖房がなかった。しかし人の体温で十分暖かかった。名古屋の高校なので外気温が8度位である。この温度なら中は暖房なしで人の体温だけでやっていけるということである。教室というのは1人あたり1畳くらいのスペースだった。だから、1畳くらいの部屋を作ってみるかと思ったわけである。最初はビニールを使って作ってみた。それが下の写真である。

最初の防寒シェルター。すぐ取り壊した。

しかしこれは失敗だった。ビニール1まいではせいぜい外(居間)より3度程度しか上がらないのである。それに人がいなくなるとすぐに外(居間)と同じ温度になる。それに何と言っても狭い。これは高さが150cmくらいで広さは1畳だが、狭くて使いづらい。というわけで、これは数日して取り壊しとなった。この経験から部屋は2畳は必要で、高さは私の身長以上。それと暖かくするためには分厚い壁が必要だと思った。引っ越しのときのダンボールがあったので、それで作ろうと思った。ダンボールは空気層を含んでいて、かなり断熱性が高いのである。

いよいよダンボールでの防寒シェルター作成

ダンボールでシェルター作成中

特に設計というのもなく最初はガムテープでひたすらダンボールをくっつけ、高さ180cm、広さ180cm四方の部屋をつくろうとした。上の写真は壁ができたところである。これに屋根をのっけてとりあえず形にした。1人でこの作業をするのはかなり大変だった。このころはまだガムテープの使い方がよくわかっていなかった。これは徐々にこつを掴んでいった。そして入り口にはとりあえずタオルケットのようなものを上から垂らした。下の写真がそれである。

とりあえず入り口にタオルケットをかけたところ

これでとりあえず部屋の四方はふさがったわけだが、まだ温かいとは言いがたかった。それに明かりもない。この時点でダンボールは壁が2重、屋根は1重くらいだった。

ドア作り

次にドアを作った。外の明かりを入れるためにビニール製とした。北海道は日が低い。太陽の光をここに取り込むつもりだったのだ。がこれはあまり意味がなかった。

ドアの枠くつり

支柱は園芸用のを使った。長さが合わないのはテープで括りつけた。。上の写真は枠ができたところである。その枠にビニールを貼り付け、そしてダンボールで固定したりして完成させた。一応ビニール2重張りである。ビニールはゴミ袋をひらいて作った。ドアの開閉部には磁石をつけて締りをよくした。

ビニールを貼っつけたところ

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とりあえず完成

シェルター作りは続く

とりあえず、形になった防寒シェルターだがまだまだ暖かくない。そこで徐々に増強していった。これは最初からそのつもりであった。時間順序は違うかもしれないが、したことを書いておく。まず、コンセントに指しこむ方式の電球をつけた。それから床を暖めるためにセンターラグをニトリで買って敷いた。これはかなり効果があった。それから壁に更にダンボールを貼り足した。おそらくすべての壁がダンボール4重位になっているだろう。これも効果があった。それからドアにビニールを更に4重付け足した。隙間には戸などの隙間テープを買ってきて(まあ、要はすぼんじみたいなものなのだが、北海道にはこういうものも売っているのである。)間に入れて空気層を作った。これも効果があった。しかし、ビニールを計6重にはると外からの明かりはあまり入ってこなくなった。これで太陽の明かりを取り込むという最初の目論見は崩れた。屋根には物をおいた。断熱性は壁の暑さに比例する。だからものをおいてそれで断熱性を高めようとしたわけだ。それから床をダンボールで補強等々。そうして2月半ばころにはすっかり温かいシェルターができたのであった。作業はかなり困難であった。というのは使ったダンボールというのはすべて大きさがバラバラである。シェルターの形も正方形ではないし、高さも場所によって違う。きちんと寸法が合っていないものをつなぎあわせて作ると、ところどころで無理が生じるものである。ただダンボールは柔らかく伸びてくれるのでなんとかなっているのである。これからこのシェルターをどうするか。更にダンボールを貼って断熱性を高めるか。それとも寸法のきっちりした材料で建て替えるか。検討中である。

5月24日日現在のシェルターの中。電球付きである。

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下にはセンスのないラグを敷いた

5月24日日現在の外観はこんな感じ。ビニールは確か6重張りである